interview
2026年2月23日 Text by Ikeda nana
今回は 짱 혜지(Hyeji)さんと対談した。
韓国出身の Hyeji さんは、どこかノスタルジックで自由な感性を持ち、
レイヤードを効かせた独自のスタイルを楽しむ。
画面越しでも伝わるあたたかさがあるが、実際に会うとそれ以上に明るく、周りを自然と笑顔にしてしまう。
そんな彼女の魅力が、この記事を通して少しでも届いていれば嬉しい。
[ 짱 혜지 (Hyeji)]
ー日本のファッションについて
Sin :「日本のファッションの好きなところ」
Hyeji:「うーん、場所?」
Sin :「いや、スタイル」
Hyeji:「あ〜、最近めっちゃ好きな日本のファッションは、昔の日本のマ
ガジンあるやん」
Sin :「うん」
Hyeji:「『FRUiTU』っていう雑誌あるの知ってる?」
Sin :「わかるわかる」
Hyeji:「そう、そこに出てくるファッションめっちゃ好きで、結構昔っぽいの?日本のファッション。それがカラフルじゃん、その時はね、それが最近めっちゃ好き、だから今日もカラフル(笑)」
Sin :「うんうん、可愛い〜これは韓国のやつ?」
Hyeji:「うん、これは韓国で買った。私はその古着屋さんで私のスタイルを探すのがめっちゃ好き。それが楽しくない?」
Sin :「うんうん」
日本のファッションの好きなところを尋ねると、
ヘジさんが挙げたのは “スタイル”。
最近特に惹かれているのは、原宿カルチャーを象徴する雑誌『FRUiTS』に登場する、カラフルで自由な装いだという。
「昔っぽい日本のファッションが、いまは新鮮に感じる」と笑う。
この日のコーディネートは韓国で購入したもの。
古着屋で“自分のスタイル”を探す時間こそが、ヘジさんにとって 1 番の楽しみのようだ。。
ー夢
Sin :「自分のスタイルはどんな感じ?」
Hyeji:「えー、?カラフルっていうか(笑)最近、あんまり黒は着てない」
Sin :「えー」
Hyeji:「黒好きじゃない」
Sin :「なんで?」
Hyeji:「なんか、楽しくない」
Sin :「あー確かにね」
Hyeji:「しかも、韓国人は大体暗いと思う。性格も!最近はね。」
Sin :「そうなんだ」
Hyeji:「ちょっと人生がキツすぎて、たぶんね(笑)韓国が最近人たちの価値観とかが、ちょっと暗い」
Sin :「なるほどね」
Hyeji:「日常がちょっとなんていうか、楽しくないから、じゃあカラフルで始めよう!みたいでいつもポジティブな私も、やっぱり悲しい時あるじゃん、カラフルな服着たら、結構テンション上げれる」
Sin :「うんうん、考え方も明るくなる?」
Hyeji:「うんうん!そういう事!めちゃいいと思う。カラフルなやつ。」
Sin :「じゃあ、ファッションがあるから、ポジティブになるっていうの
もあるんだ」
Hyeji:「そうそう」
「黒は、なんか楽しくない」。
韓国ではいま、価値観や日常にどこか重たい空気が流れているとヘジさんは話す。
だからこそ、あえてカラフルな色を身に纏う。
「悲しい時でも、色の力でテンションを上げられる」。
ファッションはただの装いではなく、気持ちを引き上げるための選択。
色を選ぶことは、自分の心を守るための小さなポジティブなのかもしれない。
ー私とファッション
Sin :「夢」
Hyeji:「夢?ん〜」
Sin :「今の夢」
Hyeji:「難しいな。『Instagram』とかは、やっぱり有名人になると、めちゃ嬉しいかも。現実的に私の日常が、毎日毎日楽しくて、みんながこの人生をわかってくれる。わかってくれてほしいなみたいな だから、『Vlog』とかも始めたんだけど、それは難しいな」
Sin :「それは数字とかがってこと?」
Hyeji:「なんかめっちゃ 1 番重要な瞬間、撮れないけん難しい」
Sin :「たしかに、ずっとねここ(胸元)に、(カメラ)つけとけばいいって事でしょ?」
Hyeji:「そうそう、誰がずっとヘジのこと撮ってくれないと、難しい」
Sin :「そうだよね」
Sin :「ファッションのお洒落と、お洒落じゃないの違いは?」
Hyeji:「ヘジが最近考えてる違いは、例えば、T シャツとズボンだけで着てる人は、あまり上手ではないと思う。レイヤードとかを着る人は、もっとお洒落じゃん、その微妙な違いだと思う。」
ヘジさんは「夢」と聞かれ、『Instagram』で有名になることも嬉しいけれど、
本当は“自分の日常が楽しい”という感覚を、誰かにわかってもらえたらそれでいい。
その延長で Vlog を始めたものの、人生のいちばん大事な瞬間は、案外カメラに残せない。
ファッションについても同じで、お洒落かどうかは派手さではなく「レイヤードのような小さな違い」。
日常もスタイルも、その“微妙な差”にこそ、その人らしさが宿る。
その明るさと感性で、これからどんな景色を見せてくれるのか。今後の活躍にも、期待したい。
Interview: Sin @sin_01_
Edit:Makoto @macctrue
Text:Nana @nyana.xd